どろんこ遊び。砂遊び。
子どもは大好きですよね。
そして親としては、洗濯大変!汚さないでくれ~、って思う方も多いはず。
でも、“汚さないでほしい”って親の都合。
どろんこ遊びは、「楽しい!」ってこと以外にも子どもの成長にとって嬉しい効果がたくさんあるんです。
後処理が大変っていう気持ちを軽くするコツものせているので、思いきり外で遊ばせてあげてください!
泥遊びの主な効果
体、そして心を育てるのにも、大切な効果があります。
主なものは4つ。
- 免疫力が高まる
- 感受性が豊かになる
- 自己肯定感が高まる
- 想像力や創造力が身に付く
体と心に分けて、紹介していきます。
どろんこ遊びで体が強くなる
免疫力を高めるために、ある程度細菌を取り入れるのは大切。
砂場には多くの細菌がいます。
細菌というとどうしてもマイナスなイメージですが、細菌を体に取り入れることで、それに打ち勝つための抗体ができ、それを記憶することで免疫力がつきます。
小さいころに外で思い切り遊んだり、動物と触れ合う機会が多かった子は、そうでない子よりも喘息や花粉症などのアレルギーを起こしにくいという研究結果もあります。
わが家はというと、息子は小さいころからよく泥まみれになって遊んでいました。
↑これは1歳半の写真。
もうすぐ4歳になりますが、一度も風邪をひいたことがありません。
汚すならとことん汚せ~っ
熱が出てだるそうなことは何度かあっても、一晩寝ればケロッとしてました。
0歳からベビースイミングにも通ってたし、過度に心配しすぎず色々挑戦してたので、強い体になってるなって感じます。
心にもたくさんの効果がある
砂や泥を触ると、セロトニンというホルモンが脳内で分泌されます。
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、これによってストレス解消にもなり、物事をポジティブに考えられたり、感受性が豊かになって学習能力を高めることにもつながります。
砂に水を足してみたり、感触や温度の違いを体感したり、いろんな形に変化させたりするのは想像力、創造力をどんどん高めます。
自分でいろんなものを作り出し、友達に主張、時には喧嘩したりしていろんなものを作り上げることは、自己肯定感を高めることにもつながります。
いいことばかり!
それでも汚れが気になる場合の対策
なぜ泥遊びに抵抗があるのか考えてみると、子どもに対して、そして親としての心配かと。
子どもがケガをしないか、猫のフンなどで病気にならないか心配、
そして親はその後の洗濯が面倒だったり乾くか落ちるか心配。
子どもに対しての心配事
ガラスなどによるけがについては、遊ぶ前に周辺をチェックすればOK。
衛生面では、猫のフンやおしっこが気になりますよね。
ネットなどで厳重に管理しない限り、実はほとんどの公園の砂の中には猫のフンが入っているそうです。
それを聞いてしまうと、不潔、感染症にかかるから避けるべき、と考えがちですが、過度に心配するものではないです。
猫のフンによる感染症は、トキソプラズマ菌によるもの。
ただ、それを体内に取り入れてトキソプラズマ症に感染したとしても、通常は免疫によって抑えられ、症状が現れることはありません。
子どもの成長のためにも、過度に心配しすぎないのが大切。
外出できない時のおうち遊びにはこちらも。
親としての心配事
泥遊びに必ずついてくるのが、洗濯問題。
洗濯がたまってしまって大変な時には、どろが洋服に付かないよう、砂遊び用の服を着せるのもいいですね。
これなら洗濯の心配は減りそう。
洗濯が追い付かない…という時は、そもそも洋服をたくさん買っておく、砂場遊び用の服を決めるのがいいかと。
私はフリマアプリで安くたくさん洋服をストックしてます。
砂遊び以外でも、毛玉になったり破けたりするしね!
靴も、履き慣れているものであれば店頭に行って試し履きしなくても、ネットやフリマアプリで同じメーカーの大きめサイズをいくつか買っておくと安心。
泥汚れは落ちにくいイメージがありますが、乾いた砂や泥はある程度落とし、お風呂の残り湯につけておき、液体洗剤で何度か押し洗いすればけっこう落ちます。
わが家は、泥汚れにはアタック、
最近はジェルボールにもハマってます☆
押し洗いの時は手が荒れるのでゴム手袋がおすすめ。
泥遊びで心も体もおもいきり元気になろう
心と体にとって大切なことがぎゅっと詰まってるのが泥遊び。
保育園、幼稚園で積極的に泥遊びを取り入れているところがあるのも納得です。
汚れたら、洗えばいいし!
落ちなかったら遊び用にすればいいし!
最低限の対策はしつつ、泥遊びに関しては、親としても正しい知識をもってどんどんさせてあげたいと強く思います!
▼指しゃぶりもむしろ強い体に▼
▼日本人の自己肯定感ってとても低い▼