だんだん暖かくなってくる、春から夏の時期はアボカド栽培に最適!私はかれこれ5年ほど、アボカド栽培を楽しんでいます。
夏場はぐんぐん伸びてくれて、けっこう丈夫。普段は捨ててしまう種なので、コスパ抜群。
アボカドの栽培方法と、3ヶ月の成長記録、栽培する上での注意点を紹介します。
アボカドの育て方
まずは基本的な育て方。
・洗ったアボカドの種
・透明なポットやグラス
・つまようじ3本ほど
水だけで栽培できるので、土などの用意はいりません。
植物を育てたいけど虫が無理…って方にもおすすめ。
このように、ようじを刺して安定させ、透明なグラスやカップに入れて、下半分が水につかるようにします。
根っこの成長を楽しむためにも、透明のものがおすすめです。
アボカドは成長するための核が種の中心にあるので、こんな風にぐさっとやっても大丈夫。
スタバのフラペチーノカップで育てるのもおしゃれでおすすめ。
こんなふうに、ふたの部分を逆さにして種を置いています。
ようじを刺さなくても安定するし、見た目もオシャレ♪
もともとアボカドは暖かい場所で育つので、5月から夏にかけては発芽もしやすい時期。
一日に一回ほど水をかえて、暖かい場所においておきます。
アボカドの芽が出るまでの期間
季節や種の種類にもよりますが、根っこが出はじめるまで、一ヶ月以上かかることが多いみたいです。
私は今、5個ほどアボカドを育てていますが、5月、6月のまだ涼しい時期に育て始めて、やっと8月初めにみんな根っこが伸びてきなかな、という感じです。
個体差もあるので、3日くらいでパカーっと成長しだす種や、芽が出るのに3か月以上かかっているものもあります。
ひとつだけだとたぶん不安になったと思うんですが、5個もあるんで個体差を楽しめてます。
気長に待ちましょう♪
アボカドの種を植えてから30㎝に成長するまでの過程
いちばん順調に育ってる種でみていきます。
- 5月26日
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栽培開始
- 6月20日
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核が成長し、芽と根の形ができる
- 6月30日
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芽が形になって伸びてくる
- 7月7日
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種の頭の上まで芽が伸びる
- 7月15日
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約一週間でこんなに成長
- 7月20日
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葉っぱも開いていく
- 7月24日
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根は枝分かれして伸び、茎や葉も立派に
芽が伸びてからは、暖かい時期とちょうど重なって、とにかく成長が早かったです。
この種はとくに、群を抜いて成長。
このように、根っこもしっかり生え、カップの底について窮屈そうになってきたら植え替えの時期です。
大きめの鉢、虫がつかないハイドロボール、日光がたっぷり当たる場所を用意してぐんぐん成長させましょう!
アボカド栽培で困ったことと対処法
基本は、水につかった状態にして水を取り換えてあげれば成長していくんですが、注意点もいくつかあります。
私が実際に困ったことは3つ
・種が真っ二つに割れた
・いつまでたっても芽が出ない
・暑さで根腐れ
ああ悲しい…
種が割れた
こちらです。
ふくらんできて、根が出はじめるかなって時に息子に割られました。
じゃあ次の種に!っていけばいいんですが、なんとなく愛着がわいちゃって…
核の部分は片方に集まってたんで、回復してくれるかなってしばらく土に植えたりしてみたんですが、諦めました。。。
2ヶ月経ってもぜんぜん芽が出ない
こちらの、一番最初に育て始めた種。
一ヶ月半たっても、このくらい。
約二ヶ月で、このくらい。
根になる部分にもにょっとしたものがはえるだけ、ずっとこのまま。
頭の部分が割れない。
そこで、頭をカットしました。
とにかく核の部分があれば成長してくれ、外側はようじを刺しても頭をけずっても大丈夫らしく。
すぐに上が割れていきます。
さらに土に植えかえ。
写真だと見えないですが、中にちゃんと芽が出てきてる!
ということでぜんぜん芽が出ない場合は、上をカットしちゃいましょう。
土だと強く成長してくれるみたいです。
根腐れ
これは、夏は特に注意したいところ。
根っこが黒くなって腐ってしまいます。
酸素不足が原因で、水のあげすぎだったり水の温度が高くなりすぎることで起こります。
わたしは、水の温度が高くなりすぎちゃって腐ってしまいまして。
枝分かれしてある程度伸びている根っこなら、黒くなった部分をカットすることで対処できます。
詳しくはこちらの記事で。
今後のアボカドの成長に期待
注意点はありますが、日々成長するアボカドを見るのは毎朝の楽しみです。
簡単に始められるので、ぜひアボカドを食べた後は、種から育ててみてください♪
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