記念すべき1歳の誕生日。
手作りケーキを作りたいけど、何を作ったらいいか迷っている方いませんか?
食べられるものは限られるし、めんどくさいのは嫌だし、手作りキットは売ってるけど何となく全部手作りしたいし…
そんな時は、ゼラチンケーキです!!
じゃじゃん!!
フルーツいっぱい、色どりキレイ、1歳でも食べられる材料で素敵な誕生日に♪
私は1度失敗して2度目に完成しました^^
簡単だったんじゃないの?
その失敗も含めてご紹介しますね!
ゼラチンと寒天の違い
今回紹介するのは、ゼラチンを使ったゼリーケーキです。
同じようにお菓子作りの時に液体を固めてくれるものに「寒天」がありますが、大きな違いは
成分、食感、色です。
成分 | 食感 | 色 | |
ゼラチン | 動物性タンパク質 | ぷるぷる | 透明 |
寒天 | 植物性タンパク質 | ホロホロ | 白濁 |
ゼラチンは動物性、寒天は植物性。
この違いが後々、すごく大事なポイントになってきます。
食感は、ゼラチンはプルっとした、まさにゼリーって感じ。
寒天の方は、あんみつに入っているもののようにホロリと固さがあります。
そして色も、ゼラチンは透明に近いですが、寒天は少し白濁した色。
今回はぷるんとした透明な部分も生かしたいので、
ゼラチンを使ったゼリーケーキを作っていきます!
ゼリーケーキの作り方
用意するものはこちら。
《ゼラチンメモ》
- 液体に対するゼラチンの割合は、だいたい200㏄に5g。
- 沸騰させると固まらなくなるので50℃ちょいくらいのお湯でふやかす
今回のケーキは、一番下がカボチャを使ったゼリーでスポンジを表現、
真ん中は牛乳で生クリームを、
いちばん上はフルーツをちりばめ華やかに、
といった感じで赤ちゃんから食べられるホールケーキを目指します♪
《作り方の手順》
かぼちゃ、牛乳、フルーツの層、それぞれ200㎖ずつでちょうどいい量。
5㎖のお湯に5gのゼラチンを溶かした液を混ぜて固めていきます。
①ゼラチンをお湯で溶かしてゼラチン液を作る
②かぼちゃをこしてゼラチン液と混ぜ、ケーキ型に入れて 冷蔵庫でいったん固める
(かぼちゃペーストだけだと濃いけど、ゼラチン液と混ぜてちょうどいいくらい。)
③ある程度(20~30分くらい)固まったら牛乳とゼラチン液を混ぜたものを上に注いで、また冷蔵庫へ
(牛乳は冷たすぎるとゼラチン液がすぐ冷えてだまになるので、常温か少し温めておく)
④固まったら角切りの果物たちをのせていき、りんごジュースと混ぜたゼラチン液を流し込む
こんな感じに。
⑤全部がしっかり固まったら、底をお湯であっためて取り出しやすくし、お皿に移せば出来上がり!
2時間ほど待って、
念のため3時間ほど待って…
さあ来い!!!
ぐちゃああああああーーー!!!
とまあこれが、私がいちばん最初に失敗した作品。
ショック極まりないよ…
ゼリーが固まらなかった原因を考える
「ゼラチンは動物性、寒天は植物性」というのを紹介しました。
これが大事。
ゼラチンの主な成分は、動物の骨などから抽出したたんぱく質です。
このたんぱく質が液体をつつみこんでいっしょに固まる、というイメージなんですが、
その大事なたんぱく質が分解されちゃうと、固まらなくなっちゃう。
その原因、「たんぱく質分解酵素」をしっかり持っているのが、今回牛乳の層にもこっそりしのびこませちゃってた、
キウイ!!
だったのでした。
酢豚にパイナップルが入っているのは、豚肉を柔らかくし、消化の手助けもしてるんですね~。
ということでゼラチンケーキ、リベンジ
あきらめません、ゼラチンケーキ。
工程を一からやり直しました。
対策は、
- 缶詰を使う
- キウイはレンジなどで熱を加えてから使う
私のように、固まらなくてぐちゃらーっとしちゃった具材も、もう一度熱を加えてからなら使えます。
ゼリー部分にはもも、角切りのいちごを使い、
みかんは缶詰なので中に入れても固まるんですが気分で、上に並べたかったのでトッピング。
取り出したキウイは、レンチンしたら固まるんですが気分で、周りにちりばめる。
よしきた!!完成!!
やったー!
ゼラチンケーキのまとめとアレンジ法
1度しかない、記念すべき1歳の誕生日。
このゼラチンケーキなら、入れる果物に注意すれば安心してみんなで食べられます。
好みによって、真ん中の層は粉ミルクをといたものを使っても、フルーツ入りのヨーグルトでも美味しくできます!
(フルーツヨーグルトの中の果物は、酵素が全て熱で殺菌されてるので安心。)
果物は、缶詰を使えば間違いないです。
たんぱく質分解酵素が多い・少ないはありますが、多少なりとも果物には酵素が含まれているものが多いので気をつけましょう。
上にトッピングしちゃってもかわいい!
おやつとしても、小さいカップで手軽に作れるので、兄弟で一緒に作るのもいいですね。
色んなアレンジが楽しめるので、皆さんもぜひ、作ってみてくださいね!
\ファーストバースデーケーキはネットでも/