「つけ麺坊主が全焼」
耳を疑いました。
私が世界一愛してるラーメン屋さんです。
水戸の実家に帰る度に食べに行ってました。
2020年1月末に火事があったことを、2月半ばに知りました。
そして、3月1日に新たな場所で再開という情報も、同時に知りました。
住所は、「水戸市見川4-28-16」
こんなに美味しいラーメン屋さんありません。
3月半ばに、やっと新店に行ってきました!
以前の水戸駅近くにあったときの記事を残しつつ、見川の新店情報を、写真多めで紹介していきます。
『つけ麺坊主』新店の基本情報
移転先の情報です。
アクセス
以前は「魚とく」という居酒屋さんだったそう。
最寄り駅は赤塚になりますが、少し歩くので車やバスがいいかと。
茨城交通「団地橋(だんちばし)」が超最寄りのバス停になります。
《バスで行く場合》
・水戸駅→団地橋…水戸駅北口4番乗り場から約10分おきに運行(乗車時間約20分)
※赤塚駅からは一本で行けないので水戸駅からが便利。
駐車場は7台あります。
3月半ばでも、11時の開店時は行列になっているそう。
連日行列で駐車場もハザードで順番待ちだったそうですが、3月半ばの13時半に来店したときは車も停められてました。
※一組待ちで席には座れましたが、到着まで1時間かかりました。
店内も広くなり、オヤジさんのワンオペなので。
時間に余裕をもって行ってください。
営業時間
11時~スープがなくなるまで(目安は14時)
(以前は17時からも営業してましたが、見川の店舗ではお昼のみかな?)
休み…不定期
(以前は月2回ほどでした。土日はだいたいやってます。)
店内の雰囲気
引き戸を開けて左側が券売機。
右側には4人×4席の座敷もありました。
麺量は大盛り(450g)まで無料。
私はいつも大盛りを頼みますが、つけ麺と食べてるとあっという間になくなります。
そして以前はなかったスタンプカードも!
なにこのオヤジのちゃめっけ。好き。
二人で行ったら一つのカードにまとめて押せるってことかな?
「最初にスタンプカードをもらうときは麺が届くまでに言ってください」みたいなことが奥のウォーターサーバー付近に書いてあったので、おそるおそるタイミング測りながら声掛けてゲット。
水は奥にあるのでセルフで。
食券を渡して麺量を伝えた後に取りに行きましょう。
消毒液、水道もあり、その奥にはトイレもあります。
厨房も広くなってる…!
満席が続くので相変わらずオヤジさんはてきぱきと一人ですべてを回してらっしゃいます。
座席にも一人で運んでるので大変そうだけど、無駄のない動き。
箱ティッシュもちゃんと置いてあり安心。
酢、ようじ、ブラックペッパーも。
メニュー一覧
メニュー表は、以前と変更ありません。
つけ麺類とラーメン類に分かれ、辛さレベルも全く辛くないものから激辛まで選べるので、辛いのが苦手な友達もぜひ一緒に。
「つけ麺類」と「ラーメン類」があるんですが、個人的に絶対おすすめなのは、店の名前にもある「つけ麺類」!
私、実はつけ麺って苦手でした。
ラーメンはスープと一緒に熱々をすすりたい。つけ麺は飽きる。
しかし!坊主でつけ麺を食べてみると…
『え、この麺、ウマ!!』
と衝撃を受け、そこからつけ麺にはまっていくのでした。
私のおすすめメニューと味の感想
昔は職場が近かったので、合わせると何十回かは確実に行ってます。
最初の一回はラーメンを食べたんですが、あとは全てつけ麺を頼んでます。
特製つけ麺
辛いものが好きでがっつり辛さを感じたいなら超激辛の「特製つけ麺」が断然おすすめ。
私が圧倒的に多く注文してるメニューです。
【移転前の特製つけ麺】
【見川の店舗での特製つけ麺】
今回の新店舗でも同じく「特製つけ麺」を注文しました。
写真だと新店は照明が暗めですが。
せっかく辛いの食べに行ってるんだからガツンと辛さを味わいたい!と毎回頼んでしまいます。
スープの中の具は、ネギ、もやし、豚バラ。
※この豚バラが、新店ではさらにとろっとろになってたように感じました。
上には魚粉。
この魚粉はしっかりスープに混ぜるのがポイント。旨みが広がります。
めちゃシャキシャキのもやしとネギの風味を感じながら、豚バラを楽しみつつ、食べ進めます。
ズドーン!!という攻撃的な辛さというよりは、奥の方からぐぐぐ…と押しあがる、辛さ。
この深みがたまらないんです。
やべぇ辛さだということは間違いないですけどね!
一緒に行く友達に一口あげると大抵『舌おかしいだろ!』って言われます。
辛さも感じつつ、豆腐のアクセントも楽しみたいなら辛さレベルを一つ下げ、激辛のこちら。
つけ麺
特製つけ麺に比べると、上澄みのラー油の量が抑えられてます。
この写真では左上の方に写ってるんですが、麻婆のあんと豆腐をとろりと最後にのせてくれます。
この豆腐がしっかりと食べ応えがあるので、辛さはほどほどに、(といってもちゃんと激辛なんですが)お腹いっぱいになりたいときに頼みます。
通常メニューで一番辛い「特製麻婆つけめん」もいちど食べたんですが、特製つけ麺を濃くした感じなので、特製つけ麺の味がいちばん好きかな。
2月8月限定挑戦メニューの極辛麻婆ラーメンもおすすめ。

『つけ麺坊主』おやじのこだわり
以前の店舗の写真。
ここにすべては詰まってます…!
『麺』がダントツに美味しい
『サッポロ製麺』。
この麺が、最高に、美味しいんです!
太めで噛み応えがあり、つけだれと一緒に口に運んだ時のツルっとした触感がたまらない。
麺を引き立てるこだわりの『水』
確かに美味しい『サッポロ製麺』。使っているラーメン屋さんはほかにも、あります。
でも坊主で食べる方が美味しい気がする。
ずっと思ってたんですが、違いは水でした。
茹で具合、水の切り具合もバツグンで、麺どうしがくっつくことなく最後までノンストップで食べられます。
つけだれの辛さの奥にある旨み
この激辛のつけだれ。
北海道産の赤味噌を使っているという、味噌醤油ダレ。
その奥にある、旨みですよ。
「舌がおかしい」ってよく言われるんですが、いや逆に、辛さの奥にある旨みまで味わえてるんだぜ、と、言いたい。
最後の白湯スープもたまらない
つけ麺を食べ終わるころにそっと、スープ割のポットを置いてくれます。
この白濁のスープがもう最高。
旨み凝縮の激辛スープに、これもまた旨みたっぷりのスープで割る。
飲んでは継ぎ足して…ってやってるともう果てしなく飲んでいたくなります。
オヤジさんの雰囲気も好き。
まさに職人、といった感じ。
ぶっきらぼうって感じる人も多いと思いますが、この一杯のラーメンに、オヤジさんの愛と情熱がたっぷりつまってます。
最後は必ず目を合わせて挨拶してくれます。
『ごちそうさまでした』その言葉に、美味しかったです、また来ます、大好きです!っていう気持ちを込めて、店をあとにします。
この、目だけで伝わる感じが、たまらなく好き。
とにかくすべてが、好き。
好き!!!!!
つけ麺坊主はラーメン好き、激辛好きには絶対に味わってほしい
3月15日。見川の新店に初めて行けて、そこには相変わらず美味しいラーメンと、オヤジさん。
みんなに愛される「つけ麺坊主」がありました。
とても静かな、ゆったりとした時間が流れる住宅街ですが、みなさんこのおいしさを求めて足を運んできてるんですね。
幸せな気持ちで店を後にしました。
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このつけ麺坊主、東京にも支店があります。
変わらない味が楽しめるので、ぜひ行ってみてください。
小伝馬町駅すぐそばで行きやすいです。

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