2歳半になる、やんちゃ息子の子育て中です。
生まれてから大きな病気もせず、すくすくのびのび育ってます。
この記事は少し前の、2歳になるかならないかごろの、初めて夜間救急に駆け込んだ時の話。
旦那に対しての愚痴にならないように、冷静に書いていきます。
ではどうぞ。
子ども医療電話相談事業 #8000とは
けがをした時や病気の症状があるとき、対処の仕方や病院に行くべきかなどを、看護師さんに相談できるもの。
かかりつけの病院が診療時間外の時も、夜間の救急外来を受診すべきかアドバイスをくれます。
番号は全国一律で、住んでいる地域に転送してくれます。
あくまでも電話での相談なので、診察ということではないです。
アドバイスから親が判断し、必要であれば病院に連れていきます。
無料で利用できますが、通話料はこちらで負担します。
詳しくは厚生労働省のHPを参照してください。

地域ごとに利用できる時間帯も確認しておきましょう
初めて#8000に電話したときのこと
「まずは冷静に」
初めて夜間救急にかかることになる日、このことを痛感しました。
その日息子は何度も嘔吐。
最初は食べすぎ?と軽い気持ちでいました。
落ち着いてる時は静かに寝てるから、少し様子を見ようかなと。
そう思ってたら旦那が帰宅。
かかりつけの病院の診療時間は過ぎていたため、
「夜間救急は?!番号は?!!!!」
とにかく急かします。その声に私も焦る。でも冷静にならなくちゃ。
こんな時は…記憶の奥底から、#8000に電話!というのを引っぱり出し、ダイヤルします。
混みあっていてなかなか繋がらず、その間も旦那は、「119番に連絡しちゃって近くの救急教えてもらえば?!」と大きな声。
やっと電話がつながると、看護師の方が、『吐いた回数はどのくらいですか?どんな色でした?』などと、ゆっくり落ち着いた声で、丁寧に症状を聞いてくれます。
私たちは「子どもが何度も嘔吐」なんて人生で初めてのことなのでめちゃくちゃあたふたしてたんですが、言うまでもなく看護師さんはそう言った症状をたくさんみてきています。
話をするだけでだいぶ落ち着きました。
住んでいる市を伝えると、夜間救急の場所を紹介してくれました。
嘔吐を繰り返しているので、教えてもらった夜間救急にすぐに行くことに。
ありったけのタオルと母子手帳を持って、旦那に車を出してもらいます。
しかしそこでも、旦那はものすごい勢いで焦ったまま。
車のナビを入れる時も、「電話番号は何番!え?!!」すごい圧。
運転中も、「何食べさせたの?卵?たまご出てるから絶対に卵だ」
全ての判断は、診てもらってから。もう私は無言。
駐車場探す時も明らかにイライラ。
子供がこんなに大変なのにどうして入り口がこんなに複雑なんだっていう、自分勝手なイライラ。
イライラする旦那にイライラ!!
そしてイライラ!!!
イライラにイライラ!!!!!
…落ち着きましょう。
過度に心配しても、それによってイライラしても、解決にはなりません。
さて。
やっと先生に診てもらい、吐き止めの座薬を出してもらいました。
そのおかげで息子の症状もみるみるよくなり、平和な時間を取り戻すのでした。
子どもの初めての体調不良・夜間救急で学んだ反省点
普段から、#8000とは何なのか、対処の手順は、と夫婦で確認しておくのが大切だと感じました。
よくわからないところに電話するなら、一刻も早く病院へ、救急車で!
旦那はそんな思い、焦りがあったんだと思います。
何かあったらとりあえず救急車、となる前に、最低限の知識を頭において、顔色はどうか、けいれんはないか落ち着いて判断するべきです。
そのためにも判断が必要。
子どもの急な体調不良の時の対応まとめ
子供に何かあって不安な時、#8000というのをまず頭に入れておきましょう。
いざという時に冷静に判断ができるように、夫婦の間で、最低限の対処法、病院にかかる基準、近くの夜間救急の場所などを確認しておきましょう。
一番近くで、子供の体調の変化に気づき、守っていけるのは親。
我が家のように殺伐とした雰囲気に陥らないよう、あせらずに適切な判断をするためにも、#8000を利用することをおすすめします。
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